今回は三重県と奈良県の県境にある大台ケ原にトレッキングに行ってきたので皆さんにも紹介したいと思います。
大台ケ原は別名「近畿の尾根」と呼ばれており、日本百名山や日本の秘境100選にも選ばれている関西では有名な景勝地となっています。
大阪から車で約3時間ほどの距離にあり朝早くから出発すると日帰りでも楽しむことができるスポットになっています。その道中の半分以上は下道を走ることになるので車酔いしやすい方は事前に酔い止めを飲んでいくことをお勧めします。くねくね道が続きます。
車でくねくね道を登り切った先に大台ケ原ビジターセンターという駐車場が待っています。
ここに駐車して、皆さん思い思いにトレッキングを楽しみます。
GW期間中ということもあって、11時頃に到着した時にはすでに満車状態でした。
誘導の方が言うには朝7時の時点で満車だったということでした('Д')
ビジターセンターの駐車場に到着する手前の道中に臨時に停めていい場所があったのでそちらに停めて再度このビジターセンターに戻ってきました。
トレッキングのコースは4コースあり、今回私たちはもちろん初心者コースを選択しました。
下図に役場公式HPで公開されているコースを載せています。
Aコースの初心者コースでもぐるっと1周すると4時間ほどはかかってしまうので、今回はアレンジして『ビジターセンター~日出ヶ岳~正木峠~正木ヶ原~中道~ビジターセンター』のルートでトレッキングしてきました。巨岩の大蛇嵓というスポットも一番人気のスポットですが、紅葉シーズンが綺麗に見れるということで今回はスキップしました。
日出ヶ岳に向かう途中の道。背丈の低い笹が一面にひしめきあっています。ひと一人通れるくらいの道を進んでいきます。
日出ヶ岳までもう少し。ラストスパートの階段が足にきます(+_+)
日出ヶ岳
日出ヶ岳(1695m)からの絶景。360度見渡せます。伊勢湾や天気のいい日には富士山も見れるそう。空気も澄んでいて気持ちいい(^O^)/
正木峠
日出ヶ岳からお次は正木峠に向かいます。正木峠のあたりは昭和30年代の伊勢湾台風の影響で立ち枯れたトウヒの木が点々と立ち並んでいます。形がそれぞれユニークで写真を撮っていて面白いです。
龍が呼応しているように見えます笑。お気に入りの一枚です。
遊歩道になっているのですごく歩きやすいです。
青空に向かって万歳しているトウヒ。
正木ヶ原
中道
中道を通ってゆっくりと下山していきます。下山するにつれて、緑の植物や木々が増えてきます。標高が高いほど樹木の生育が厳しいんだなあと感じました。
一年前に金剛山に登った以来の山トレッキングでした。
この大台ケ原は初心者の方でも登山しやすい緩やかな傾斜が多くゆっくりと自分のペースで自然を満喫しながら散策することができます。今度訪れるときは紅葉シーズンに大蛇嵓を巡ってみたいと思います(^O^)/